<チャンネルガイド2020年5月号に
掲載した内容です>

2020年4月20日

城跡を彩る大きな藤

 国指定史跡の松坂城跡。かつて蒲生氏郷が築城した松坂城の跡地は、見事な石垣から当時を慮ることができる。

 桜の時期はライトアップも行われ多くの花見客が訪れる。石垣と桜のコントラストに魅了され、毎年必ず来るというリピーターも多い。そして桜が終わった頃、次は藤の花を楽しむことができる。
 藤棚は本丸の東側、二ノ丸跡にある。明治23年(1890年)、現在の愛知県弥冨市から寄贈された。そのときすでに樹齢200年以上だったため、現在樹齢300年以上と推定されている。木は1本だが枝を伸ばして作られた藤棚の面積は約350平方メートルにもなり、実に立派である。
 現在、藤棚の管理をしているのは松阪市役所で、伸びた枝の剪定や、肥料をやるなど年間を通して世話をしている。松阪市土木課公園係の西村さんは「毎年ゴールデンウィークの時期に綺麗に咲きます。見ていただけたら嬉しいですね」と話している。
 大きく広がった枝と、そこに広がる藤の花の天井は絶景。新型コロナウィルスの影響で今年は例年より訪れる客も少ないだろうが、300年以上生き抜いてきた城跡の藤は、今年も盛大に花をつけている。

松阪公園の藤
◆開花期:4月下旬~5月上旬
◆場所:松坂城跡(松阪公園) 松阪市殿町

◆問い合わせ先
松阪駅観光情報センター  
☎0598-23-7771