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  3. 【vol.37】 自然の姿を見る 波瀬植物園

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<チャンネルガイド2019年5月号に掲載した内容です>

波瀬植物園(はぜしょくぶつえん) 大平湿原の水芭蕉

自然の姿を見る 波瀬植物園
更新日:2019年4月19日
 松阪市飯高町波瀬(はぜ)には、この地域に自生している山野草や草花を楽しむことができる植物園がある。2ヘクタールの園内には数百種類の植物が生えていて、特にこれからの時期は多くの花を楽しむことができる。
 5月に訪れたら見てもらいたいのが絶滅危惧種の「クマガイソウ」。花は袋を広げたような不思議な形をしていて、日本の野生ランの中では一番大きいそうだ。6月は「山しゃくやく」、7月は「はぜゆり(山百合)」、8月は「百日紅」・・・と、12月まで四季の植物を楽しむことができる。
 波瀬植物園は平成元年に地域おこしのために作られた。31年の時間の中で、植物の数も少しずつ増えていった。波瀬植物園で有名な水芭蕉もそのひとつで、開園当初は50株だったが、今は300株にもなるという。
 木の葉が地面に落ちるとそれが豊かな土を作り植物が育つ。植物園の中で自然が生み出すエネルギーの繋がり、食物連鎖が垣間見える。福本施設長は「剪定が必要な木もあるので全く手を加えないわけにはいかない。でも、無理に枝を曲げて形を整えたりせず、自然のままを心掛けています。種が落ちて、自然に芽が出て増えていったものも多いんですよ。」と話す。
 植物園にある「おふく茶屋」では、手打ちそばや草餅、ぜんざいなどを販売している。一番の人気は、でんがら(ほう葉餅)。波瀬地区では昔から田植えが終わったら食べていたという。殺菌効果があると言われるほうの葉で餅を包むので保存も効くという先人の知恵が詰まった郷土料理だ。
 また、波瀬植物園の近くには国の登録有形文化財、田中家資料館が2019年4月にオープンした。植物園を見て、おふく茶屋で食べて、資料館で学ぶ。飯高町波瀬の郷土を学び、豊かな自然や味覚を楽しんでみてはどうだろうか。
≪波瀬植物園≫
松阪市飯高町波瀬772-1
時 間 ▶8:00 ~ 17:00
T E L ▶0598-47-0808
入園料 ▶大人300円(小人100円)
定休日 ▶火曜日
◆5月3日はアマゴの塩焼きの販売があります
※田中家資料館は見学の2日前に予約が必要です
 TEL / 050-3592-0722

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