発信！モノゴコロ

こだわり

12月になるとだんだんスーパーに並びはじめるしめ縄。
そんな年末年始の必需品を作っているのが寺田注連縄です。
寺田注連縄で主に作っているのは「松阪しめ縄」と「伊勢しめ縄」。しめ縄は地域によって形が違い、「松阪しめ縄」だけでも大きさの違いや右向き・左向きなど様々な種類があります。
使う稲わらもこだわり自分たちで作っていて、しめ縄の種類によって稲の硬さや色などが違う稲わらを使い分けています。

生みの親

寺田真人さん

モノゴコロ

伊勢寺町ではかつて40～50軒がしめ縄を作っていましたが、今では4、5軒となったそうです。
長年松阪しめ縄や伊勢しめ縄を作っているものの、ほとんど資料が残っていないため、どうしてこの形になったのかやいつ頃から飾っているのかなど詳しいことは分からないそうです。
そのため、なんとかしめ縄の文化を守っていきたいという寺田さん。
「自分の家の玄関にどんなしめ縄が飾られているのか、少しでも気にかけてもらえたら」と話していました。