発信！モノゴコロ

こだわり

辻丈蔵商店では創業以来70年以上、「伊勢製法」と呼ばれる方法でひじきを製造しています。伊勢製法は仕入れたひじきを水洗いし、蒸気で蒸すことで「うまみ」を閉じ込める製造方法です。ひじきのうまみにこだわり、代々この製法を守り続けています。

生みの親

代表取締役　辻丈彦さん

モノゴコロ

明和町大淀には現在、ひじきを製造販売している会社が５軒あります。この大淀地区には、鈴鹿峠から吹き降りる風が当たるため、ひじきの乾燥に非常に適した環境だそうです。ただ、黒潮や地球温暖化の影響で、年々ひじきの収穫量は減少し、それに伴い消費量も落ちてきています。辻さんはひじきの良さを知ってもらうために、2021年には新商品「海のグラノーラ」を開発するなど、挑戦を続けています。