
地域の頑張る会社やひと味違うお店―。
そこから生み出される商品にスポットをあて、紹介するドキュメント&バラエティ。
中には「あの商品が地元で作られていたなんて!」という発見も!ぜひご覧ください。
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11月号の発信!
会社名 | 伊勢志摩備長炭 さとう製炭工房 |
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住所 | 志摩市浜島町迫子2520-62 |
主な事業内容 |
伊勢志摩備長炭の製造・販売/木酢液、ストーブ用薪の販売 |
HP | https://www.iseshimabinchoutan.com/ |


商品名
里山との共生で手掛ける「伊勢志摩備長炭」
こだわり
志摩市浜島町迫子に4基の窯を持つさとう製炭工房。志摩地域に生育するウバメガシを原木とした備長炭「伊勢志摩備長炭」を年間約15トン生産しています。ウバメガシは他の木と比べて密度が高く硬いため、火力も火持ちも良い備長炭が出来ると言います。工房では、山からウバメガシを切り出し→木割り→口焚き→ツケ→炭化→窯出し…という工程を、長年の経験に基づき全て手作業で行っています。良質な「伊勢志摩備長炭」は、県内外の料理人たちから支持されています。
生みの親
さとう製炭工房 佐藤 進司さん

モノゴコロ
和歌山で炭焼きの修行をしたのち、原料となるウバメガシを求めて志摩市に移住した佐藤さん。ウバメガシが生育する志摩半島の里山ですが、誰も手を入れなくなるとキクイムシの繁殖が大きく増え、木枯れの被害などが出ると言います。炭作りを通して、ある程度成長した太い木のみを適量伐採し、細い若木を残す「択伐(たくばつ)」を繰り返す事で、山は若い状態を維持することができ、良い森林状態が保たれる…そのサイクルについて「自然を守りながら、手入れしながら炭を焼き、お客様に使って喜んで頂く。それが炭焼きとしての魅力だと思います。」と話していました。