発信！モノゴコロ

こだわり

丸年水産では大紀町錦をはじめ、松阪市、明和町の３つの拠点でヒラメの陸上養殖を行っています。
陸上での養殖は、自然環境の影響を受けにくいことや水質の管理をしやすいといった面でメリットがあります。稚魚から出荷まで1年半ほどかかるそうで、出荷まで大切に育てられています。

生みの親

代表取締役社長　藤崎要作さん
取締役　藤崎魁さん

モノゴコロ

ヒラメは夏に弱いため、大紀町の養殖場では夏場は出荷できませんが、松阪市、明和町の養殖場では地下海水をくみ上げる方法で水温を一定に保っているため、夏場での出荷が可能となっています。そのため丸年水産では１年通して出荷する「通年販売」が可能です。
また、自然環境への影響が少ないという認証「マリン・エコラベル・ジャパン」を２０２０年に取得し、自然を大切にしながら養殖を続けています。
社長の息子さんである藤崎魁さんは「先代の作ってきた土台を引継ぎ、品質や味だけでなく、認証をとることによって他社との差別化を図り、安心安全なヒラメを食べてもらえるようにしたい」と話していました。