
地域の頑張る会社やひと味違うお店―。
そこから生み出される商品にスポットをあて、紹介するドキュメント&バラエティ。
中には「あの商品が地元で作られていたなんて!」という発見も!ぜひご覧ください。
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12月号の発信!

会社名 | まちかど博物館 三忠 |
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住所 | 明和町新茶屋180-4 |
主な事業内容 |
擬革紙資料の展示・保存・研究 |
HP | https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/matikado/da/detail?kan_id=835459 |


商品名
三重県の伝統工芸品 擬革紙
こだわり
一見、革のように見えますが・・・実はこれ紙なんです。
擬革紙は江戸時代から昭和の初期にかけて明和町などで作られていたもので、当時は貴重だった革製品に似せて作られていたので「擬革紙」と言います。擬革紙製の煙草入れはお伊勢参りの代表的なお土産として大ヒットしました。
昭和に入ると、革製品が普及し始め衰退していった擬革紙ですが、2009年から製作技術の復興に取り組み始め、今では「参宮ブランド擬革紙の会」が擬革紙製作や商品開発などを行っています。
2013年には三重県の伝統工芸品にも指定されました。
生みの親
まちかど博物館 三忠 館長 堀木茂さん

モノゴコロ
堀木さんの祖先は擬革紙製品を販売する「三忠」を経営していました。
資料などを展示するまちかど博物館 三忠を開いたことがきかっけで擬革紙の復興に取り組み始め、残っている資料などを読みながら擬革紙製作に取り組んでいます。
今後は若い世代にも携わってもらいたいという堀木さん。「自分は裏方になってもいいので次の世代に擬革紙の製作技術を引き継いでいきたい」と話していました。