大紀町
今回のお店
四季料理と蕎麦 希成
更新日:2021年12月1日
住 所 | 度会郡大紀町阿曽2280-2 |
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電話番号 | 0598-86-2453 |
営業時間 |
11:00~15:00 |
定 休 日 | 日曜日 |
リ ン ク |
今回ご紹介するのは、大紀町にある四季料理と蕎麦のお店「希成(きなり)」。昭和51年に「やまさ」として創業。その後父親の跡を継いだご主人が、2020年2月にリニューアルオープンした日本料理のお店です。店内にはテーブル席と座敷があり、ゆっくりとした空間の中で美味しい料理が味わえます。
紹介した内容
季節の会席三段重 幸 3,000円(税込)
※仕入れの状況によりメニューは変更します
前菜には、鱈の白子と生湯葉の薯蕷蒸しが。地元で採れた「つくね芋」を卵白と混ぜたものを上に乗せて蒸してあるこちらには、キノコのアンがたっぷりかかっています。濃厚でクリーミーな味わいの白子を楽しむことができる一品です。
メインとなる料理が入っている重箱には、江戸時代から昭和30年代頃まで伊勢で盛んに作られていた日常の漆器「伊勢春慶」を使用しています。透明漆の春慶塗が、木目の美しさを際立たせます。
一の重は、紀伊長島のイガミ(ブダイ)のお刺身、南伊勢の天然鯛昆布〆のお造り。自家製新姫ポン酢につけるとさっぱりとした味わいになり、新鮮なコリコリ食感も楽しめます。
二の重には、渋皮煮にした栗を魚のすり身とソーメンで包み込んだ「いが栗揚」や、1週間西京漬けした後に5時間かけて低温調理された「カスミ鴨」などが入っています。カスミ鴨は、モモ肉を使っているので歯ごたえ十分。西京漬けの味噌がフワッと香るのと同時に、鴨独特の風味が口の中に広がります。
三の重には、早い時期から脂がのりはじめる北海道のブリを使った照焼きや、フグを湯葉で包み込んで揚げた料理などが並びます。ブリの照焼きは、甘辛い味付けに。フグの揚げ物は、大台茶と尾鷲の海洋深層水を使った自家製の抹茶塩をつけていただきます。希成さんでは、地元の山・海・川でとれる食材はもちろんのこと、旬の食材にもこだわっているので、毎回違った料理を楽しむことができます!
茨城県水府産の新ひたち秋蕎麦は、ご主人が自身の手で、一から石臼で挽いています。手間をかけているため、こしのある食べごたえ抜群の蕎麦に!つゆにはマグロ節なども使っていて、たっぷり付けても蕎麦とよく合う、旨みの強いつゆに仕上がっています。
そして最後を締めくくるのは、甘味。名物の手作り黒糖シャーベットは、甘過ぎず、さっぱりとした味わいです。干し柿チーズクリームは、柿が主張し過ぎず、絶妙なバランスでチーズクリームとマッチしています。
1日1組限定ですが、コツコツと長くお店を続けていきたいという希成さん。こだわり抜かれた四季折々の絶品料理を味わってみませんか?
お店の場所
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