今月の紹介作品
6/6(金)公開「国宝」(東宝)
6/13(金)公開「ドールハウス」(東宝)
6/13(金)公開「フロントライン」(ワーナー・ブラザース映画)
6/27(金)公開「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」(東映)
支配人のオススメ
国宝

【イントロダクション】
「100年に1本の壮大な芸道映画」
日本映画の歴史に刻まれる、美しく熱い、圧倒的傑作が誕生。
吉田修一自身が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を血肉にし、書き上げた渾身作「国宝」。
任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。
そんな「国宝」が、世界最高峰のスタッフ&キャストと奇跡のような集結を果たし、堂々の映画化。
本作のメガホンを執るのは、李相日監督。『フラガール』では日本中を感動の涙で包み、
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した、常に最新作が期待される監督。
脚本は奥寺佐渡子。『サマー・ウォーズ』、ドラマ「最愛」など、アニメ・実写に限らず、複雑に絡みあう人間関係や、心のひだの部分にも光を当てる表現で、様々な脚本賞の受賞歴を持つ日本を代表する脚本家。
撮影にはソフィアン・エル・ファニ。『アデル、ブルーは熱い色』で第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドールの獲得経験を持ち、今回李監督たっての希望を受けて参加。
世界にも通ずる視点でとらえた撮影にも要注目。
美術監督には『キル・ビル』の種田陽平。歌舞伎という禁断の世界を美しく、鮮やかに演出する。
また、四代目中村鴈治郎が本作の歌舞伎指導に入り、本編に俳優としても参加。緻密で繊細な所作を、女形を演じる俳優陣へ擦り込み、作品を更に高みへと引き上げる。
キャストにも、日本を代表する超豪華俳優陣の顔ぶれ。
主演である稀代の女形・立花喜久雄を演じるのは、その美貌をもちながら、どんな役でも演じ切る圧倒的演技力で、脚光を浴び続ける吉沢亮。
喜久雄のライバルとなる歌舞伎名門の御曹司・大垣俊介を演じるのは、第48回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞が記憶に新しく、その他数々の受賞歴を持つ横浜流星。
そして歌舞伎名門の当主・花井半二郎に、もはや世界的名俳優と名高い渡辺謙。
更には、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、永瀬正敏、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、嶋田久作、宮澤エマといった、
日本映画には欠かせない主演級の俳優たちが一堂に揃い、物語を更に美しく、熱くする。
制作は『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズのCREDEUS(クレデウス)が担い、
観る者を圧倒するエンターテインメント作品へ昇華。
超一流の原作&ストーリー&キャスト&スタッフが圧倒的熱量で贈る『国宝』。
人生で観るべき、魂が震える映画体験を――
【ストーリー】
後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。
この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、
上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく...。
誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。
何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、観る者全ての魂を震わせる―― 。
【キャスト・スタッフ】
監督:李相日
キャスト:吉沢亮/横浜流星/渡辺謙/高畑充希/寺島しのぶ ほか
公式サイト:https://kokuhou-movie.com/
フロントライン

【イントロダクション】
あの日、あの時、俺たちはどうすべきだったか。あなたならどうしたか。
2020年2月、豪華客船ダイヤモンド・プリンセスで日本初の新型コロナウイルスの集団感染が発生。
当時、日本にはウイルス災害専門の機関は存在せず、船内の救命活動に駆り出されたのは、災害派遣医療チーム[DMAT(ディーマット)]だった。
彼らは地震や洪水の災害スペシャリストではあったが、未知のウイルスに対応する経験を持たない彼らに世界中から批判の声が集まり始める…。
全世界がコロナを経験し日常を取り戻した今、この船で起きた出来事を果たしてどれだけの人がしっているのか──。
【ストーリー】
絶望も、希望も、その船の上にはあった。
未知のウイルスに最前線で立ち向かったのは、我々と同じ日常を持ちながらも、眼の前の「命」を救うことを最優先にした人々だった。
船外から全体を指揮するDMAT指揮官・結城(小栗旬)と厚労省の立松(松坂桃李)、船内に乗り込んだ医師の仙道(窪塚洋介)と真田(池松壮亮)、そして羽鳥(森七菜)をはじめとした船内クルーと乗客たち。
彼らは、TV局の記者・上野(桜井ユキ)らマスコミの加熱報道が世論を煽る中、明日さえわかない絶望の船内で誰1人あきらめられなかった、全員が下船し、かけがえのない日常を取り戻すために──。
【キャスト・スタッフ】
監督:関根光才
キャスト:小栗旬/松坂桃李/池松壮亮/森七菜/桜井ユキ ほか
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/frontline/